小千谷縮の製作工程

①糸つくり

小千谷縮独特のシボを出すために、麻の縦糸に強い撚りをかける。


②絣つくり

絵模様に基づいて定規をつくる。染色は、緯糸に定規の耳を合わせながら

すみ付けを行い「すり込み」技法や「くびり絣」で模様付けを行う。


③織り

準備された経糸に、模様付けされた緯糸を1本1本柄を合わせながら、たんねんに織り上げていく。


④仕上げ

木舟にぬるま湯を入れ、布を手でもみながらシボ出しを行う。

●雪さらし

雪という自然条件を活かした小千谷縮独特の技法であり。早春の風物詩とされております、2~3月の晴天の日に縮を雪の上にひろげ繰り返し行われることにより、白地の部分が雪のように白くなり、布を丈夫にすると共に、風合いを良くします。

※毎年2月の「風船一揆」で見ることが出来ます、

 

◆特徴

薄い、軽い、風が通るので涼しい、

シボ(シワ)がある。手入れが簡単(アイロン掛けがいらない)

 

◆これからの小千谷縮

・着物だけではなく、洋服も作っている、(シャツ、ジャケットなど)

・ヘルシータオル、のれん、クッション、財布などの小物に活かす。

※サンプラザの「匠の座」で見ることか出来ます。